発表！不眠に効くツボ

あなたは、成人の５人に1人が不眠の訴えを持ち、約２０人に一人が睡眠薬を使用している事実を知っていますか？

また、不眠と言ってもいろいろなタイプがあります。

一つ目は、なかなか眠付けない入眠障害の方。

二つ目は、夜中に何度も目が覚めて、その後なかなか眠れない中途覚醒の方。

三つ目は、朝早く目が覚めて、再び眠れない早朝覚醒の方。

四つ目は、睡眠時間は、十分にあるのに眠た気がしない熟眠困難の方がいらっしゃいます。

これらのタイプによって、西洋医学では、短時間作用型・中時間作用型・長時間作用型などの睡眠薬を処方しているようです。

あなたも、もしかするとお世話になっているのかも知れません。

ただ、薬には眠りやすくなるという良い面がありますが、悪い面もあります。

それは、睡眠薬・抗不安薬として最も広く使用されている、ベンゾジアゼピン系（ＢＺ）の副作用には、

眠気・めまい・ふらつき・筋肉の弛緩により転倒（高齢者では骨折を発生させ、長期の入院で寝たきり・痴呆になる可能性がある）・倦怠感・精神依存　等々・・があります。

おかだ鍼灸院にも、長年、睡眠薬や抗不安薬を服用している方の中に、「めまいがする」・「ふらつく」などを訴える方がいて、「薬の副作用では？」と思う事が多々あります。

なるべく、不眠がひどくない方は、薬ばかりに頼るのではなく、鍼やお灸で健康管理をしても良いのではないでしょうか？

そこで、あなたに「不眠」に効果のあるツボを一つご紹介したいと思います。

不眠に効果のあるツボに、「失眠（しつみん）」と呼ばれるツボがあります。

これは、どこにあるのかというと踵の真ん中にあります。

ここにお灸をすると、不眠に効果があります。

なぜ、このツボが効果があるのかというと、

上実下虚という身体の状態が関係しています。上半身に気が上がり・下半身に気が少ない体のアンバランスがあります。

これを読んでいるあなたも、頭の方がのぼせて、足の方が冷たくなっている状態ではないでしょうか？

今日のストレス社会では、

頭ばかり使い、そして、仕事やプライベートでも「パソコン」や「スマートフォン」を使う事が多くなり、頭はオーバーヒートしています。

このアンバランスを整える為に、この失眠をお灸を行います。

のぼせを改善すると頭のクールダウンが出来るので快眠に導きます。

この記事をみて、お灸をやってみようと思う方は、火傷（やけど）をしないように気をつけましょう。