埼玉県久喜市・幸手市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
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営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
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定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
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完全予約制の鍼灸院
新規の方は、限定1日3名迄
“風邪は万病のもと”と言われるように、免疫力の低下はさまざまな病気を引き起こします。
おかだ鍼灸院で言っている免疫力の低下というのは、口蓋扁桃炎(扁桃の弱り)の事です。
口蓋扁桃というのは、風邪を引くと腫れてくる扁桃腺です。腫れてしまうと、唾を飲み込んでも、食べ物を食べても痛いですよね。そこの場所です。
扁桃は、リンパ組織の集まりで、抗体を作って空気中のウイルス・細菌などから身体を守っています。
つまり、扁桃は、「免疫」と深い関係があるという事です。
■抗体とは?
自分とは違った異物(抗原=ウイルスや細菌など)が体内に入り込んだとき、そのたんぱく質に反応し、体から追い出すためにできる対抗物質
<参考サイト>
この扁桃が弱ってしまうと、ウイルス・細菌などの毒素・菌体成分が身体に入って、これが抗原となり、抗原抗体反応が起こり扁桃から離れた所で二次疾患を引き起こすと考えられます。
これを「扁桃病巣感染症(へんとうびょうそうかんせんしょう)」と言います。
患者さんの中には、「私は風邪を引いていないし、喉も痛くないから大丈夫」と思っている人がいますが、扁桃が原因となって病気を引き起こしている可能性があります。
なぜなら、「扁桃自体は、ほとんど無症状か、軽い痛みや違和感がある程度であるが、それが原因となって扁桃から離れた臓器(皮膚・関節・腎臓)に引き起こされる疾患」とあるからです。
おかだ鍼灸院では、“扁桃病巣感染症”の考えを重視しています。
施術の際は、必ず免疫力の低下(口蓋扁桃炎)をツボと腹診でチェックし反応のある場合は、免疫力を高めるツボに鍼灸をおこないます。
また、患者さんにも自宅でお灸をおこなってもらう場合があります。
おかだ鍼灸院に来院される、めまい・頭痛・胃腸の不調・肩こり・腰痛・坐骨神経痛・変形性膝関節症を訴える方を脈診・腹診・ツボの反応を調べると免疫力の低下(慢性口蓋扁桃炎)がある方がほとんどです。
■扁桃病巣感染症の影響を受けている身体の状態
その他、さまざまな病気と関係があります。「免疫力の低下(扁桃の弱り)が、万病のもとになる」と言うのは、この為です。
このような免疫力の低下が起きている状態の時に、さらに瘀血(血流が悪くなっている)があると深刻です。 免疫力の低下から起こった病気が慢性化し、改善しにくい状態になっています。
このような時は、免疫力を高めて・血流を良くするツボに鍼灸をすると、体調が改善に向かいます。
【参考図書】
照海(しょうかい)は、扁桃の炎症を鎮めるツボのひとつです。
この照海と呼ばれるツボは、足の少陰腎経(しょういんじんけい)と呼ばれる経絡上にあります。
腎経と呼ばれるくらいですから、ツボと腎臓がつながっている事を表わします。
東洋医学では、「腎臓」と「水」は、関係があると考えています。
疲労や空気汚染の影響によって、扁桃に炎症(火)を起こした時に腎を元気にしてあげると、扁桃の炎症が鎮まり・喉の痛みも減ってきます。
これは、『水』が『火』を消すからです。言い換えれば、『腎臓が水の性質』なので『扁桃の炎症』を消すという事です。
免疫力を高めたい方には、照海がお勧めのツボになる理由です。
まず、あなたの足首を見て下さい。足首の内側を見ると骨の出っ張りがありませんか?
そこを、内果(ないか)と言います。
この内果の一番高い所から、お親指一本分の幅の下が「照海」になります。
そして、このツボにお灸(透熱灸または台座灸)を行います。
■経絡経穴概論(医道の日本社)
照海(しょうかい)
取穴部位:内果の直下一寸に取る
尺沢(しゃくたく)は、扁桃の炎症を鎮めるツボのひとつです。
このツボは、手の太陰肺経(たいいんはいけい)と呼ばれる経絡上にあり、「肺」と経絡を介してつながっています。
また、この経絡は、喉も通っています。
尺沢が免疫力を高める理由としては、ツボの性質にあります。
それは、尺沢も合水穴と言われて「水の性質」があるツボです。その為、扁桃の炎症(火)をを鎮める事ができるのです。
免疫力を高めたい方は、「尺沢(しゃくたく)」もお勧めのひとつになります。
まず、手のひらを天井方向に向けます。そして、肘を曲げたり・伸ばしたりします。
そうすると、肘関節の上に線が出てきます。
この線上の親指側の端が、「尺沢」になります。
そして、このツボにお灸(透熱灸または台座灸)を行います。
■経絡経穴概論(医道の日本社)
尺沢(しゃくたく)
取穴部位:肘窩横紋上にあり、上腕二頭筋腱の撓側に取る
大椎(だいつい)は、風邪の引き始めに首や背中がゾクゾクする時に使われるツボです。
風邪を引きそうな時に、このツボにお灸をして首や背中がポカポカと温かくなってくると、風邪を引かずにすむ事ができます。
大椎も、扁桃の炎症を鎮める「ツボ」なので、免疫力を高めるにはお勧めです。
首を前に曲げると、後ろ側で出っ張る骨があります。この骨は、第七頚椎棘突起と呼ばれる場所です。
この骨と次の骨の間に、大椎(だいつい)があります。
そして、このツボにお灸(透熱灸または台座灸)を行います。
■経絡経穴概論(医道の日本社)
大椎(だいつい)
取穴部位:第7頚椎棘突起と第一胸椎棘突起間の間に取る。
【参考図書】
1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。
・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師