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鍼灸一筋のひとり言

必見!息苦しさを改善させるツボ

【筆者】岡田 匡史(鍼灸師)

腎が弱ると息苦しくなる

更新日)令和2年6月4日

 

時々、鍼灸院を訪れる方の中には、息を深く吸い込めなくて「息苦しい」と、お聞きする事があります。

 

先日来られた女性も、「最近、胸が痛いように感じて息苦しい」と、お聞きしました。(※検査異常があるわけではありません)

 

また、自分では、腹式呼吸をして深く息を吸って・吐いているのに、なぜか苦しいく感じるそうです。

 

このような方に共通する事は、

腹診(ふくしん)をしてみると、みぞおちが硬くなっていて下腹部が軟弱になっています。

 

これは、東洋医学で考えると、「腎虚心実(じんきょしんじつ)」という状態になっています。

 

なぜ、このような状態になっていると、深い呼吸ができずに「息苦しく」感じのでしょうか?

 

それは、「腎の働き」に関係があります。

 

一般の方は、呼吸は「肺」だけが関わっていると思っていますが、東洋医学を学んでいる方は、深い呼吸には「腎」が関係している事を知っています。

 

腎には、納気作用(のうきさよう)があると考えられていて、吸い込んだ空気を体の奥深くに引っ張り込みます。

 

その為、

腎が弱っていると、深い呼吸ができなくなるので、「息苦しい」と感じるのです。

 

このような状態になりやすい方としては、更年期や産後の女性・ストレスによって自律神経失調症になっている方達です。

 

先ほど、お伝えした女性には、「腎」を元気にするツボを使って施術をしたところ、「息が吸いやすくなった!」と、おっしゃっていました。

 

あなたにも、このツボをご紹介していきますね。

 

■納気とは?

納気とは、「気」を納めるという意味です。「なんの気を、どう納めるのか」というと、肺が呼吸を通して吸い込んだ自然界の精気を、深く引っ張りこんで腎に納めます。

中医学って何だろう?(東洋学術出版)P223を引用

息苦しい時に使うツボ

これからお伝えするツボは、病院で検査をしても異常がない方が対象です。

照海(しょうかい)の説明

このブログで、度々ご紹介をしている照海(しょうかい)ですが、息苦しい時にも使えるツボです。

 

このツボは、足の少陰腎経(しょういんじんけい)と呼ばれる経絡上にあり、経絡を介して「腎」とつながっています。

 

※経絡(けいらく)とは、気・血の流れる川のようなものです。

 

その為、このツボに「はり」や「お灸」で刺激をすると、気・血の流れが良くなり「腎」に良い影響を与えます。

 

その結果、

深く息を吸い込めるようになり、息苦しさも改善されるという分けです。

 

関元(かんげん)の説明

関元(かんげん)は、お腹にあるツボです。

 

冒頭で、息苦しさを感じる方の多くは、「みぞおち付近が硬くなり、下腹部が軟弱になっている」と、お伝えしました。

 

関元は、このような条件で、脈拍が1分間に80拍以上の方に使用すると効果を発揮します。

 

私の経験では、このような時に関元に「はり」をすると、みぞおちが柔らかくなり呼吸が楽になる事が多いです。

 

これは、下腹部に行った「はり」によって、「心実」が改善されたからです。

 

これを読んでいるあなたは、このツボに「お灸」をすると良いでしょう。

ツボの探し方

照海(しょうかい)の場所

照海は、足首の内側にある「ツボ」です。(下の画像を参考)

 

足の内側を見ると、内果(ないか)と呼ばれる骨の出っ張りがあります。

 

この内果の下、1寸(親指の幅)の所にツボがあります。ここへ、台座灸を行います

■経絡経穴概論(医道の日本社)

照海(しょうかい)

取穴部位:内果の直下1寸に取る。

息苦しい時に使うツボ:照海
関元(かんげん)の場所

関元は、下腹部にあるツボです。

 

お臍(へそ)の下、3寸(人差し指から小指の幅)にツボがあります。ここに、台座灸を行います。

■経絡経穴概論(医道の日本社)

関元(かんげん)

取穴部位:神闕穴の下3寸に取る

息苦しい時に使うツボ:関元

 

【参考図書】

  • 経絡経穴概論(医道の日本社)
  • 鍼灸臨床 新治療法の探求(医道の日本社)
  • 中医学って何だろう?(東洋学術出版)

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師