埼玉県久喜市・幸手市で鍼灸院をお探しの方

自律神経失調症専門おかだ鍼灸院 

                  久喜駅から車で15分・幸手駅から徒歩15分

受付対応
8:00~18:00 土曜12:00迄
営業時間
平 日 午前 8:30~12:00
    午後 2:00~ 6:00
土曜日 午前 8:30~12:00
定休日
土曜日午後・日曜日・祝日

完全予約制の鍼灸院 

新規の方は、限定1日3名迄

0480-53-3671
鍼灸一筋のひとり言

鍼灸のプロが教える「便秘」に効くツボ!

【筆者】岡田 匡史(鍼灸師)

便秘と鍼灸治療

更新日)令和2年5月

 

おかだ鍼灸院には、ストレス・更年期・産後による「自律神経失調症」の方が来られています。

 

めまい・ふらつき・動悸・頭痛・肩こり・喉の詰まりなど、いろいろな症状を訴えられる中に、「便秘」でお悩みの方もいらっしゃいます。

 

最近、こられた女性は、「便通が3日も4日もない日が続いている」と、お聞きしました。

 

その女性の脈を診ると「弦脈」と言って、「ビンビン」と硬い脈をしていました。

 

この脈が出る時は、自律神経の乱れを生じている時なので、「副交感神経」を高める為に、お腹に鍼灸を行いました。

 

そうすると、お腹が「グルグル」っと鳴り、腸の働きが良くなった様子をうかがえました。

 

その後、夕方にお電話を頂いて、「施術を受けてからお通じがあった」とお聞きしました。

便秘で困っている方を、時々施術をしてきましたが、急に数週間程度、便秘になった方は改善しやすいようです。

 

逆に、何十年も便秘という方は、ちょっと鍼灸を受けたからといって改善しません。

 

施術にも根気がいります。

 

いろいろな方がいらしゃると思いますが、今回はそんな「便秘」でお困りの方にお勧めのツボをご紹介致します。

便秘に効くツボ

自律神経の乱れによって、腸の働きが悪くなった時にには、3つのツボがお勧めです。

  • 1つ目は、中脘(ちゅうかん)
  • 2つ目は、天枢(てんすう)
  • 3つ目は、関元(かんげん)

になります。

 

特に、自分の脈のを計測して、一分間に80回以上の脈拍がある場合に効果を発揮します。

 

このような時は、「交感神経」が興奮している状態なので、胃腸の働きが悪くなっています。

 

お腹のツボを使う事により、「副交感神経」が高まり、胃腸の働きが良くなります。

ツボ1:中脘について
便秘に使うツボ(中脘)

 

中脘(ちゅうかん)は、胃と関係のあるツボです。

 

このツボは、胃の働きを改善させてくれるツボです。

 

逆に、胃酸がたくさん出でて「胃が痛む」という場合には、使えません。

 

このツボが、どこにあるのかというと、お臍の上4寸の高さにあります。

 

4寸という長さは、【親指一本分の幅】+【人差し指から小指の幅】になります。

 

■経絡経穴概論(医道の日本社)

中脘(胃経の募穴)

  • 取穴部位:神闕穴(しんけつ)の上4寸に取る
ツボ2:天枢について
②便秘に使うツボ(天枢)

 

天枢(てんすう)は、お臍の横にあるツボです。

 

このツボは、「大腸」と関係のあるツボで、大腸の働きを改善させる効果があります。

 

このツボは、お臍の横(2寸)にあります。2寸は、人差し指から薬指の幅になります。

経絡経穴概論(医道の日本社)

天枢(大腸経の募穴)

取穴部位:臍の外2寸に取る

ツボ2:関元について
③便秘に使かうツボ(関元)

 

関元は、お臍の下にあるツボです。

 

このツボは、「小腸」と関係のあるツボです。小腸の働きを改善させる効果があります。

 

ツボは、お臍の下3寸の場所にあります。この3寸という長さは、「人差し指~小指の幅」です。

 

ツボを探す時は、人差し指をお臍に当てて、小指側が「関元」になります。

■経絡経穴概論(医道の日本社)

関元(小腸経の募穴)

取穴部位:神闕穴の下3寸に取る

ツボの使い方

ツボの使い方を説明
お灸を使う方法

先ほど、便秘に効く「ツボ」と「場所」をお伝えしましたが、このツボをどのように使うと効果を発揮するのか説明します。

 

お灸には、鍼灸師がもぐさを捻って行う「透熱灸(とうねつきゅう)」と呼ばれるタイプと、一般の方が使いやすい「台座灸(だいざきゅう)」と呼ばれタイプのお灸が使われている事が多いです。

 

一番、効果を発揮するのは、「透熱灸」です。使いやすさでは、「台座灸」です。

台座灸は、厚紙の上に「もぐさ」が載っている為、火を着けた「もぐさ」が皮膚に直接触れません。

 

その為、「やけど」をしにくい利点があります。また、厚紙の裏側には、両面テープが付いているので、しっかりと固定ができます。

 

初めて、お灸をチャレンジする方は、台座灸から始めるのがお勧めです。

 

先ほど、お伝えした「中脘(ちゅうかん)」・「天枢(てんすう)」・「関元(かんげん)」のツボに台座灸をのせてライター又はチャッカマンで「火」を付けます。

しばらくすると、だんだんと温かくなってきます。

 

そして、もぐさに着けた火が下の方まで燃えてくると「少し、熱いかな?」と思うような感覚がします。

 

温度の低いタイプの台座灸でしたら、そのまま少し我慢すると急激に温度が下がるので「やけど」になる事は、ほぼありません。

 

しかし、皮膚の弱い方は、「やけど」をする事もあるので、最初は早めにお灸を取り除いた方が良いでしょう。

 

このように、毎日お灸を続ける事によって、身体が変化していきます。

 

しかし、お灸を続けていても変わらない場合は、「体の状態とツボが合っていない」・「やり方が間違えている」などもあるので、鍼灸のプロにお願いし、施術を受けた方が良いと思います。

 

以上が、便秘に効くツボ(自律神経の乱れタイプ)とツボの使い方です。

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師