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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院 

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鍼灸一筋の独り言

生理が来ない方にお勧めのツボ!

生理が来ない方のお話

【記事投稿日】令和7年4月23日

【筆者】岡田匡史(鍼灸師)

 

 

私(鍼灸師)は、鍼灸治療を受けに来られる女性に生理の状態を聞く事があります。

 

これは、生理が順調に来ているかどうかを知る事で、健康の状態が分かるからです。

 

例えば、

40代の方が、生理が遅れるようになってきているお話しを聞けば、『女性ホルモン』の分泌が減ってきているのだろうと推測ができます。

 

順調に生理が来ていた方が、急に来なくなってしまった事を聞けば、『何かストレスがあったのかな?』・『環境の変化があったのかな?』などの推測がつきます。

その他、生理が来なくなる原因には、

  • 無理なダイエット
  • 急激な体重減少(病気など)
  • スポーツのやり過ぎ
  • ホルモンの異常(甲状腺の病気・高プロラクチン血症など)
  • 多嚢胞性卵巣症候群
  • ピルの服用
  • 妊娠

などがあります。

 

あまり生理について気にしていない方もいますが、妊活中の方はとても心配だと思います。

 

今回、ご紹介するツボは、

  • 無理なダイエット
  • 急激な体重減少
  • スポーツのやり過ぎ

によって生理が来なくなった方にお勧めです。

生理が来ない原因を『東洋医学』で考えてみた

<東洋医学で月経が生じる仕組み>

 

腎精が充実する

天癸(特殊な陰精)が生まれる

衝脈と任脈の気血が満たされる

気血が一定周期で子宮に溢れる

 

このような流れを考えると、【腎精】と【気血】が充実しないと生理が来ないという事になります。

 

東洋医学では、食べ物を消化・吸収する働きに『脾』が関係してきます。

そして、この脾は、腎精を補い・気血を作る事ができます。

 

  1. ダイエットで食事を制限すると、腎精を補い・気血を作る事ができません。
  2. 病気で脾が弱っていると、腎精を補い・気血を作る事ができません。
  3. スポーツをやり過ぎると、エネルギー(気血)を激しく消耗します。

 

このような関係で、生理が来なくなると考えられます。

 

生理が来るようにするには、しっかり食べて、脾の働きが良くなれば良いわけです。

 

どこのツボを使えば良いかというと、『脾』と関係のあるツボです。

 

私が良く使うツボは、『三陰交(さんいんこう)』・『血海(けっかい)』などです。

 

また、骨盤内の血行を良くするために『次髎(じりょう)』なども使います。

 

生理が来ないでお困りの方は、こららのツボを使うと効果があると思われます。

ツボの見つけ方

三陰交(さんいんこう)
①お勧めのツボ(三陰交)

内くるぶしの頂点から、膝に向かい3寸(人差し指から小指の幅)の場所(脛骨の際)にツボあります。

血海(けっかい)
②お勧めのツボ(血海)

血海は、膝蓋骨の内側から上方やや内側に向かい3寸(人差し指から小指の幅)の場所にあります。

血の海という名前の通りに、血を補うのに良いツボです。

次髎(じりょう)
③お勧めのツボ(次髎)

骨盤上に上後腸骨棘(じょうごちょうこつきょく)と呼ばれる、骨の出っ張りを触れます。

 

この骨の隆起している下から、内側に向かうと凹んいる所を見つけます。そこが次髎になります。

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師