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ツボ:次髎(じりょう)のご紹介

【ツボ】次髎の効能と解説

【記事投稿日】令和7年1月3日

【筆者】岡田匡史(鍼灸師)

効能
  • 副交感神経を鼓舞する
  • 血管を拡張させる
  • 頭痛
  • 不妊症
  • 生理痛
  • 下肢の冷え
  • 後頚部の凝り
  • 腰痛
  • 坐骨神経痛
  • 変形性膝関節症
  • 膀胱炎
  • 腸骨鼠経神経症
解説

次髎(じりょう)は、足の太陽膀胱経(たいようぼうこうけい)と呼ばれる経絡上にあるツボです。

 

次髎のある仙骨部は、副交感神経に関わりがあるので、『はり』や『灸』をすると、副交感神経の働きが高まります。

 

 

 

その結果、血管が拡張されて『骨盤内』や『下肢の血流』が良くなり不妊症・生理痛・変形性膝関節症・膀胱炎などに効果を発揮します。

 

また、血流が良くなると筋肉の硬化が緩むため、頭痛・後頚部のこり・腰痛・坐骨神経痛などの改善もみられます。

 

 

【ツボ】次髎(じりょう)の見つけ方

仙骨には、8つの穴が孔があいています。

 

次髎は、上から2番目の孔のところです。

 

このツボの見つけ方は、まず上後腸骨棘と呼ばれる骨の出っ張りを見つけます。

 

その骨の下端から、斜め下に向かって触ると凹んでいる場所があります。

 

そこが次髎(じりょう)です。

 

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【参考文献】

  • 鍼灸臨床 新治療法の探求(医道の日本社)
  • 鍼灸臨床わが三十年の軌跡(医道の日本社)
  • 鍼灸治療基礎学(医道の日本社)

 

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師