埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
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【記事投稿日】令和7年1月24日
顔面神経麻痺が起きる原因には、
があると言われています。
<参考文献>病気見える13 耳鼻咽喉科
鍼灸院に主に来られている方は、『ベル麻痺』と『ハント症候群』です。
ベル麻痺は、以前は特発性(原因不明)と言われていましたが、近年は『単純ヘルペスウイルス1型』の再活性化によって、顔面神経に炎症・むくみ・圧迫が起きて発症すると考えられています。
ハント症候群は、子供の時にかかった水ぼうそう『水痘・帯状疱疹ウイルス』の再活性化によって、顔面神経に炎症・むくみ・圧迫が起き発症します。
このように『ウイルス』が再活性化する誘因は、過労・ストレス・病気によって免疫力が低下した時です。
私(鍼灸師)の場合は、主に『足三里(あしさんり)』や『合谷(ごうこく)』を使う事が多いです。
足三里は、脛(すね)にあります。
合谷は、手にあるツボですが、顔面神経麻痺に効果を発揮します。
その理由は、
足三里は、足の陽明胃経(ようめいいけい)と呼ばれる経絡上にあり、この経絡は顔を通っているからです。
その為、足三里に『鍼』または『灸』をすると、気血の流れが良くなり顔面の血流を良くしてくれます。
次に合谷です。
このツボは、手の陽明大腸経(ようめいだいちょうけい)と呼ばれる経絡上にあり、こちらも顔面を通っています。
その為、合谷に『鍼』または『灸』をすると、顔面の血流を良くし筋肉に栄養を送ります。
東洋医学見聞録(中巻)<医道の日本社>にも、『顔面神経麻痺の原因を中医学では、風邪にあたって顔面の経絡が不通になって発病し、そのために栄養が行きわたらず、顔面筋も動けなくなると考えている。
治療には必ず、『合谷』を取る。・・・・(略)』と書かれています。
また、東洋医学では、『面目は合谷に収む』と言われていて、目・顔の疾患に効果のあるツボです。
更に、この合谷は、喉の『扁桃』の炎症を鎮める効果もあります。
扁桃(口蓋扁桃)は、常にウイルス・細菌に接している場所なので戦闘状態になっている『リンパ球』が存在します。
ストレス・過労などにより扁桃の炎症が強くなり、活性化されたリンパ球が、『炎症性物質(サイトカイン)』や『抗体』を産生し、それらが血流にのって体に起きている小さな火事(顔面神経の炎症)を大火事にさせてしまいます。
合谷は、そのような事を防ぐ働きもあります。
足三里は、外膝眼(がいしつがん)から、下3寸の位置にあります。
ちなみに、外膝眼は、膝蓋靭帯の外側の凹です。
[参]]三寸は、人差し指から小指までの幅
合谷は、親指と人差し指の間にあります。
特に、人差し指よりに押してみて、圧痛やコリを触れる場所、そこが『合谷』になります。
顔面神経麻痺では、足三里や合谷を指で押して、マッサージをするのも良いですが、『台座灸』をお勧めします。
台座灸のやり方は、
まず、シートから台座灸を剥がし、指腹に貼り付けます。
そして、台座灸にライターで火を付けて『ツボ』に貼り付けるだけです。
などを知りたい方は、下記の『台座灸』のやり方をご覧ください。
おかだ鍼灸院では、東洋医学を駆使し『脈診』・『腹診』・『ツボ』などの反応から
などの問題を見つけて、顔面神経麻痺の回復を促すをサポートしています。
1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。
・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師