埼玉県久喜市・幸手市で鍼灸院をお探しの方

自律神経失調症専門おかだ鍼灸院 

                  久喜駅から車で15分・幸手駅から徒歩15分

受付対応
8:00~18:00 土曜12:00迄
営業時間
平 日 午前 8:30~12:00
    午後 2:00~ 6:00
土曜日 午前 8:30~12:00
定休日
土曜日午後・日曜日・祝日

完全予約制の鍼灸院 

新規の方は、限定1日3名迄

0480-53-3671
鍼灸一筋のひとり言

【ツボの専門家】血糖値を下げるツボをご紹介!

【筆者】岡田 匡史(鍼灸師)

平成20年 おかだ鍼灸院(開業)

血糖値を下げるツボ

更新日)令和2年5月8日

新型コロナウイルスの影響で、自宅でお過ごしの方が多いと思いますが、「運動不足で太ってしまった(30代女性)」・「外出が減って筋肉が衰えてしまい歩くたのが大変になった(80代女性)」・「糖尿病ギリギリの血糖値なので心配(70代女性)」と、いうお話をお聞きしました。

 

今回、お伝えするのは、運動不足で血糖値が心配の方にお勧めの「ツボ」をご紹介します。

ツボ1:脊中について
ツボ(脊中)の説明

脊中(せきちゅう)と呼ばれるツボは、背中の真ん中にあるツボです。

 

世界に広がる『長野式』を創始・体系された長野潔(ながのきよし)先生の著書(鍼灸臨床 新治療法の探求P482)によると、「脊中は、糖尿病に良く効くところである。ここに陰陵泉と共に7壮施灸し、その両脇に皮内鍼を保定すると血糖値が下がるのをみる事ができる」と言われています。

 

確かに、私の鍼灸院に「血糖値が高めで困っている」という方に、脊中に皮内鍼を来られる度に数カ月行っていたら、ヘモグロビンA1cの値が下がった事を経験しました。

 

このツボは、お灸でも効果を発揮するツボなので、血糖値が高めの方は自宅でお灸を行うと良いでしょう。

 

ツボ2:陰陵泉について
ツボ(陰陵泉)の説明

 

陰陵泉(いんりょうせん)と呼ばれるツボは、膝の内側にあります。

 

そして、このツボは、足の太陰脾経(たいいんひけい)と呼ばれる経絡上にあるツボです。

 

経絡(けいらく)というのは、気・血の流れる川のようなものです。

 

そして、足の太陰脾経という名前から分かるように、「ツボ」と「脾臓」は、経絡を介してつながっています。

 

その為、陰陵泉にお灸をする事により気・血の流れが良くなり「脾臓」を元気にしてくれます。

 

しかし、なぜ、「脾臓」を元気にすると血糖値が下がるのかというと、

東洋医学で考えられている「脾臓」は、西洋医学の「すい臓」にあたると考えられているからです。

 

もともと、すい臓は、血糖値を下げるホルモン(インスリン)を分泌しています。

 

ツボへの刺激によって、すい臓の働きがよくなり「インスリン」の分泌が良くなると考えられます。

 

血糖値が高めでお困りの方は、「脊中」と「陰陵泉」の両方にお灸をすると良いでしょう。

ツボの探し方

脊中(せきちゅう)の場合
血糖値を下げるツボ(脊中)

 

ツボの探し方は、

肩の骨の出っ張り(肩峰)と、骨盤の骨(腸骨陵)が一番高くなっている場所を斜めに線を引いたと仮定し、クロスさせます。

 

左右の線が交わった場所が、脊中(せきちゅう)になります。

■経絡経穴概論(医道の日本社)

脊中(せきちゅう)

取穴部位:第11・第12胸椎棘突起間に取る

陰陵泉(いんりょうせん)の場合
血糖値を下げるツボ(陰陵泉)

 

ツボの探し方は、

脛(すね)の内側を指腹で膝方向に擦上(さつじょう)します。

 

そうすると、膝の近くで骨がカーブをしています。

 

そのカーブをしている付近で、指が止まる所が「陰陵泉」のツボになります。

■経絡経穴概論(医道の日本社)

陰陵泉(いんりょうせん)

取穴部位:脛骨内側顆の下、脛骨内側の骨際、陥凹部に取る

以上が、血糖値を下げる「ツボの説明」と「探し方」でした。

 

初めてお灸をやってみたい方は、ドラッグストアーで売っている「台座灸」を使うと良いでしょう。

このお灸は、もぐさを捻るお灸と違い、手軽にできます。

 

もぐさは、皮膚に直接触れる事がなく、厚紙の上にのっているので、「やけど」をしにくい構造になっています。

 

また、台座灸の裏側には、両面テープが付いているので、しっかり固定できて安心です。

 

このお灸を一日に1~3個おこなうと良いです。

 

お灸をしても「血糖値」に変化が現れない方は、食べ過ぎ・運動不足に気をつけて生活習慣の改善をしていきましょう。

 

 

【参考図書】

  • 経絡経穴概論(医道の日本社)
  • 鍼灸臨床 新治療法の探求(医道の日本社)
  • 病気別・症候別灸治療(緑書房)

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師