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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院 

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鍼灸一筋のひとり言

発表!湿疹を改善するツボ

【筆者】岡田 匡史(鍼灸師)

手の湿疹(皮膚炎)とツボ

以前、おかだ鍼灸院に来られた方で、庭の草むしりをしていたら、手かかゆくなり・赤くなってしまった方がいました。

 

そのご婦人によると、「皮膚科で塗り薬を貰ってつけているけれど、なかなか良くならない」と、言っていました。

 

そこで、湿疹(皮膚炎)に鍼灸で良くなる事があると伝え、手の湿疹の施術をした事があります。

 

その方には、草むしりをする時は、素手で行わなず手袋をするように伝えて、「肩」と「足」のツボに皮内鍼(ひないしん)と呼ばれる鍼(はり)を行いました。

 

そのような鍼を続けていくうちに、手の湿疹(皮膚炎)も良くなって行きました。

 

この湿疹(皮膚炎)を改善したツボですが、最近また同じような理由で、手のかゆみのご相談を受けました。

 

そこで、この記事を読んでいるあなたにも『湿疹を改善するツボ』について、ご紹介したいと思います。

湿疹(皮膚炎)にお勧めのツボをご紹介!

1つ目は、築賓

築賓(ちくひん)と呼ばれるツボは、足の少陰腎経と呼ばれる経絡上にあるツボです。

 

腎経と呼ばれるくらいですから、「築賓」と「腎臓」は、経絡を介してつながっています。

 

ちなみに、経絡というのは「気」や「血」が流れる川のようなものです。

そして、築賓に『はり』や『灸』などの刺激を与えると、この経絡を流れる気・血の流れが良くなります。

 

その結果、「腎」の働きに良い影響を与えるのです。

 

もともと腎臓は、尿を作って体の老廃物を排泄するところですから、解毒の作用が高まります。

また、腎臓の上に乗っている「副腎」にも良い影響与えるので、しっかりと副腎皮質から「ステロイドホルモン」が分泌されます。

 

ステロイドホルモンは、「抗炎症作用」のあるホルモンです。

 

その為、湿疹による皮膚の炎症を鎮めてくれるのです。

 

二つ目は、肩髃(けんぐう)

肩髃(けんぐう)は、手の陽明大腸経と呼ばれる経絡上にあるツボです。

 

大腸経と呼ばれるくらいですから、「大腸」と「肩髃」は、経絡を介してつながっています。

 

大腸は、食べた物の「カス」を大便として出してくれるところなので、体の毒素を排出してくれる働きがあります。

 

だから、腸の働きの悪い便秘の方は、皮膚のトラブルを起こしやすいのです。

 

この肩髃は、大腸の働きに影響を与えるので、皮膚トラブルに良いのです。

鍼灸治療基礎学(医道の日本社)

引用:P87

[主治]皮膚病を主る。湿疹、蕁麻疹、汗疹などの極めて表層の皮膚病に効く

■鍼灸臨床 新治療法の探求

引用:P451

他に特徴なのは「肩髃」である。腎経の「築賓」と併用して皮膚疾患に著効を表す。ただし、この「肩髃」は二十一壮の多壮灸とし「築賓」には七壮の施灸をする。

ツボの探し方

築賓(ちくひん)の場合
湿疹に効くツボ(築賓)

まず、足首の内側を見てください。

 

足首の内側には、内果(ないか)と呼ばれる骨の出っ張りがあります。

 

この内果とアキレス腱の間に太谿(たいけい)と呼ばれるツボがあります。この太谿から上方に5寸上がった所に『築賓』があります。

 

ちなみに、

人差し指から小指の幅が3寸です。そして、人差し指から薬指の幅が2寸になります。

 

5寸という事は、この二つの長さを足した長さになります。

ツボの探し方(三寸)
ツボの探し方(2寸)

■経絡経穴概論(医道の日本社)

築賓(ちくひん)

取穴部位:太谿穴の上5寸で、腓腹筋下垂部とヒラメ筋の間に取る(引用P136)

肩髃(けんぐう)の場合
湿疹に効くツボ(肩髃)

 

肩髃(けんぐう)は、肩関節上にあります。

 

ツボの探し方としては、手のひらを太ももの横につけて真っすぐに立ちます。

 

そして、その姿勢のまま腕を横に90度上げていきます。

 

そうすると、肩上部に二つの凹みが現れます。

 

その凹みの前方が『肩髃』になります。

■経穴概論(医道の日本社)

肩髃(けんぐう)

取穴部位:肩関節の前方、肩峰と上腕骨頭の間に取る(引用P38)

お灸の『やり方』と『タイミング』

やり方

一番効果のあるやり方は、もぐさを米粒程に捻って行う「透熱灸(とうねつきゅう)」です。

 

これは、プロの鍼灸師が行うお灸と同じです。

 

60代・70代ぐらいの方に聞くと、子供の時におじいさん・おばあさんがやっていたと聞きます。

 

昔は、このお灸が出来る方が結構いたようです。

 

もし、この方法をやってみたい方は、下記の『もぐさを捻るお灸のやり方』をご覧ください。

台座灸(だいざきゅう)

本格的なお灸と違って効果は劣りますが、他の『お灸』もあります。

 

それは、『台座灸』と呼ばれるお灸です。

 

これは、ドラッグストアーで売っています。

 

台座が、厚紙で出来ているので、もぐさの火が直接ヒフに付きません。その為、温かくて気持ちの良いタイプです。

 

また、厚紙に両面テープが付いているので、皮膚に着くので安全です。

 

初めての方は、こちらのタイプのお灸を使うと良いでしょう。

 

一日に、2~3個行います。

 

タイミング

お灸を行うタイミングは、朝でも・昼でも・夜でも構いません。

 

だた、「お風呂に入った後」や「運動直後」は、やめましょう。

 

1時間ぐらい間隔をあけて、落ち着いてから行ってください。

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師