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解説:めまいと鍼灸治療

めまいから解放されたい方へ
【筆者】岡田 匡史(鍼灸師)

記事の改定日(令和3年3月8日)

めまいって何だろう?

眩暈(めまい)とは、空間における身体位置感覚に不調和を感じる異常な感覚のことであり、そのため身体のバランスをとる事が困難になる状態を言います。<病態生理学(医道の日本社)P205から引用>

 

具体的には、

  • 自分自身や周囲がグルグル回転している感じを『回転性めまい』と言います。
  • 身体がグラグラ・ふらふらするような感じを『浮動性めまい』と言います。
  • 急に立ち上がるなどをした時に、クラっとする『立ちくらみ』があります。

めまいの原因を大きく分けると2つある

中枢性の「めまい」
めまい(中枢性)

脳(脳幹・小脳)に問題があります。

 

脳幹には、『意識の中枢』があり・小脳には、筋・腱・関節などの深部受容器から情報を受けて、『身体の平衡』を保つ働きがあります。

 

これらの場所に『動脈硬化』や『脳梗塞』・『腫瘍』が起きると、めまいを起こします。

 

そして、『物が二重に見える』・『ろれつが回らない』・『手足の麻痺や痺れ』などの症状が現れます。

 

この場合は、至急、神経内科や脳神経外科を受診しましょう。

 

末梢性の「めまい」
めまい(末梢性)

耳(内耳)に問題があります。

 

これは、内耳にある前庭・三半規管と呼ばれる「平衡感覚」と関係がある器官に障害が起きています。

 

これらのセンサー(器官)が故障をすると、脳に送られる情報に左右差を生じるので、めまいを感じます。

【参考】

  • 前庭は、上下方向・前後方向・左右方向の体の動きや傾き・重力などを感じ取ります。
  • 三半規管は、回転運動を感じる器官です。

めまいは、3つの種類に分けられる!

グルグル回る・フワフワする・クラっとするなどは、全て「めまい」です。

回転性めまい
回転性めまい

自分自身や周囲の風景ががグルグ回っているように感じるめまいです。

 

横(水平)方向に回転をしているものが大半を占めます。また、回転ではなく、片側に引っ張られる感じがする方もいます。

 

回転性めまいの多くは、『内耳の病気』が原因なので、多くの場合、命にかかわる心配は、ありません。

 

ただし、『手足の麻痺やしびれ』、『激しい頭痛』、『ろれつが回らない』、『物が二重に見える』といった症状がある場合は、“脳梗塞”や“脳出血”などの疑いがあります。

 

出やすい疾患

  • 良性発作性頭位眩暈症
  • メニエール病
  • 前庭神経炎
  • 突発性難聴
  • 内耳炎
浮動性めまい
浮動性めまい

フラフラやふわふわする・雲の上を歩いているような「めまい」です。足元が定まらないと感じます。

 

<起こりやすい状態>

  • 肩こり(最多の原因)
  • 脳梗塞・脳出血などの脳の循環障害
  • 良性発作性頭位めまい症の回復期
  • 過労や睡眠不足
  • 自律神経機能の障害(心因性)
  • 貧血・低血糖・低血圧
  • 高齢者の場合、加齢による視覚・前庭感覚の機能低下

などによって、「浮動性めまい」が起こると考えられます。

【参考図書】

  • 神経症状の診かた・考え方(医学書院)
たちくらみ
立ちくらみ

急に立ち上がったりすると、血圧が急に下がる為に起こる起立性低血圧によるめまいです

 

これは、「目の前が真っ暗になったり「気が遠くなったりする」こともあります。

 

このような症状が出る理由は、

血圧の低下によって、意識中枢の「脳幹」に十分に血液が行かなくなる為に起こります。(※意識がなくなる直前の状態)

 

その他、女性に多いのが貧血です。

 

高齢者でしょっちゅう起こる場合は、 “脳塞の予兆”の場合もあります。

【参考図書】

  • 頭痛・めまい・しびれの臨床(医学書院)

めまいを起こす病気

メニエール病

メニエール病の特徴としては、3徴候(回転性めまい・耳鳴り・難聴)・耳閉塞感を訴えます。

 

そして、30~50才代の女性に多い傾向があります。

 

めまいは、2~3時間続く事が多いです。(まれに20分ぐらいと短いことや、稀に数日に及ぶ事もあります。)

 

原因は内リンパ水腫(三半規管内)ですが、なぜそうなるのかは、不明。年々増加傾向食生活の変化心身のストレス環境ホルモンが関与している事が予想されます。

【参考図書】

  • 病態生理学(医道の日本)
  • 神経症状の診かた・考え方(医学書院)
良性発作性頭位めまい症(BPPV)

回転性のめまい(周囲がグルグル回る)の疾患で、一番多いと言われているのが良性発作性頭位眩暈症です。

 

ほとんどが、40歳以降の中高年に多くみられます。

 

寝返りや頭を上下させる時に「回転性のめまい(周囲がグルグル回る)」が起こります。

 

その眩暈は、だいたい30秒以内で落ち着きます。長くても一分以内です。

 

原因としては、耳の奥にある前庭の耳石が剥がれ落ちて三半規管に移動する為に起こります。

【参考図書】

  • 神経症状の診かた・考え方(医学書院)
突発性難聴

突然、片側の耳の聞こえが悪くなる病気です。それと同時に、耳鳴りや耳がつまった感じ、めまいや吐き気などを生じることがあります。

 

 2~3週間で聴力は固定されるので、早期の治療が必要。原因は、不明です。内耳の循環が悪い・ウイルス感染説などがあります。

前庭神経炎

風邪などの発症後に起こる事が多い。(ウイルス感染が想定されています)

激しい回転性のめまいが、数日から数週間持続する。

耳鳴り・難聴は伴わない

ハント症候群

水痘帯状疱疹ウイルスの感染が原因。

これは、子供の頃の「水ぼうそう」が影響している。このウイルスは、神経に潜伏して、ストレスや過労で免疫力が落ちると出てくる。

 

耳の痛み・耳の後ろ側の痛みが起こった後に、耳帯状疱疹が認められる。

その後、顔面神経麻痺が出現する。回転性のメマイや耳鳴り・難聴も起きる

 

椎骨脳底動脈不全
椎骨脳底動脈不全(めまい)

急に後ろを振り向いたり・天井を見上げたり・床を見たりする動作によってめまいが起こります。 

 

これは、椎骨動脈と呼ばれる、首から脳へ行く動脈の血流の流れが悪くなると起こります。

 

「首の筋肉が硬い人」・「生まれつき椎骨動脈が細い人」・「動脈硬化のある人」・「老化で首の変形で動脈を圧迫している人」などに起こります。

起立性低血圧

座った状態から急に立ち上がったり・ずっと立ちっぱなしの状態でいる際に、最高血圧が20㎜Hg以上、最低血圧で10㎜Hg以上血圧低下が起こる場合を「起立性低血圧」といいます。

 

自覚症状といては、目の前が真っ暗になり、「立ちくらみ」を起こします。老人の場合は、「脳梗塞」の事があるので注意が必要です。

その他

薬の副作用でめまい・ふらつきが起こる事を知っていますか?

薬の副作用(めまい・ふらつき)

今日の日本では、成人の約5人に1人が不眠の訴えをもち、約20人に一人が睡眠薬を服用していると言われています。

 

この「睡眠薬」の大半は、ベンゾジアゼピン(BZ)系薬と呼ばれるお薬です。

 

このお薬は、神経活動抑制する作用があるので、不眠を軽減する作用があるのです。

 

また、ベンゾジアゼピン系薬のお薬には、「抗不安薬」もあります。

 

抗不安薬は、精神疾患に伴う「抑うつ」・「不安」・「緊張」・「焦燥」などに用いられます。

 

睡眠薬・抗不安薬のどちらも、ベンゾジアゼピン系薬では、神経活動を抑制する作用があるので、不眠・病的な不安を軽減する効果があるのです。

 

しかし、このお薬の副作用には、「持ち越し効果」と呼ばれるものがあります。

 

これは、薬の効果を期待される期間を超えるため、「ふらつき」・「体がだるい」・「日中眠い」・「頭が重い」・「集中できない」などの症状があります。

 

【参考図書】

  • 薬がみえるvol1(MEDIC MEDIA)
降圧剤(めまい・ふらつき)

また、「睡眠薬「や「抗不安薬」ばかりでは、ありません。

 

あなたも高血圧で降圧剤を服用しているかも知れませんが、この降圧剤の影響でめまい・ふらつきが起こる事があります。

 

これは、降圧剤の影響で血圧が急に下がった為です。

 

鍼灸治療で「めまい」が改善する理由

鍼灸治療
  • 内耳の血行不良で「めまい」が起きている場合は、内耳の血行を促すツボに鍼灸を行い症状の回復につなげます。
  • 脳への血行不良で「めまい・ふらつき」が起こる場合は、脳への血流を促すツボを使い症状の回復につなげます。
  • 自律神経の乱れによって、「めまい」が起きる場合は、自律神経を整えるツボに鍼灸を行います。
  • 女性ホルモンの減少によって、「めまい」が起きている場合は、副腎にアプローチし、女性ホルモンを補えるように施術を行います。
  • 免疫力の低下によるものは、免疫力を高めるツボに鍼灸を行い症状の回復につなげます。
  • 首こり・肩こりの影響によって、「めまい」が起きている場合は、筋肉の緊張を緩めて症状の回復につなげます。

めまいでお困りだった3人の方をご紹介

【20代女性の場合】

【症状】

一か月ぐらい前に、バイト中にめまいが発症する。

 

最初、右に耳鳴りがしていたが、途中で左も耳鳴りが起こる。食事をすると吐き気が起こる。

【40代女性の場合】

【症状】

一か月以上前に、39度の高熱が続いていた。

 

病院で血液検査をするが、特に異常が見つからなかった。高熱の原因は、不明。その後、めまいが発症した。

【50代男性の場合】

【症状】

平成30年の3月から耳鳴り(キーン)が聞こえるようになる。

 

その後、7月から仕事中や寝ている時に、突然めまいが起こるようになる。

鍼灸を受けられた方【体験談】

日常生活が普通に送れるようになった!
阿部さん 女性20代

【最初、どのような症状がありましたか?】

吐き気・めまい・耳なり

【当院に通院するようになって、症状はどのように良くなりましたか?】

1か月ぐらいしてから、吐き気・めまい・耳なりがなくなり回復しました。

【体調が回復して良かったこと、嬉しかったことはなんですか?】

日常生活が普通におくれるようになったこと。

【同じ症状で悩んでいる方へのメッセージ】

効果があったので、おきゅうも鍼もやってみると良いと思います。

 

※施術の効果には、個人差があります。

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師