産後の『めまい』と鍼灸施術

埼玉県久喜市・幸手市で産後の「めまい」でお悩みの方は、おかだ鍼灸院にお任せください。

人間は、頭が冷えていて、足が温かくなっている状態が理想です。

これを「頭寒足熱（ずかんそくねつ」と言います。

その逆に、頭の方がのぼせていて、足が氷のように冷たくなっている状態を、「上実下虚（じょうじつかきょ）」と言います。

身体の不調で悩んでいる方は、後者の「上実下虚」になっています。

この状態は、上の方の病になりやすい状態です。

例えば、

「体がふらふらする」・「目が回る」・「胸がドキドキする」・「肩こりが辛い」・「イライラする」など、自律神経失調症を現します。

そして、この上実下虚になりやすいのは、『産後の女性』です。

なぜ、この状態になりやすいのかというと、産後の女性は、下腹部が軟弱になっています。

東洋医学では、下腹部の領域が「腎」に相当し、「腎」が弱くなっていると考えられます。

そして、鳩尾（みぞおち）は、「心」の領域になっています。

腎は、「水」の性質があり、心は、「火」の性質があります。

腎が弱くなると、水で「心の火」を抑制できないので、「のぼせ」が強くなるのです。

この事は、【弁釈鍼道秘訣集（原著：鍼道秘訣集「1772年」）】に書いてあります。

この為、「めまい」・「動悸」・「肩こり」・「イライラ」など、身体の上の不調が現れます。

これが、産後にめまいが起きる原因です。

産後の「めまい」が起こる原因は、腎の弱りがある事をお伝えしました。

東洋医学では、この腎を元気にするツボを使い、のぼせている状態を改善させるように働きかけます。

そうすると事により、

足が氷のように冷えて、頭がのぼせている「上実下虚」の状態から、のぼせが引き、足の冷えも弱まり「頭寒足熱」の状態に変化していきます。そして、「めまい」の改善につながるという分けです。

【関連記事】

■症例

• 眩暈（めまい）の鍼灸症例

​■疾患

• 解説：めまいと鍼灸施術
• 解説：自律神経失調症と鍼灸施術
• 更年期障害と鍼灸施術
• パニック障害と鍼灸施術
• 鉄欠乏性貧血による「めまい」と鍼灸治療
• 産後の「めまい」と鍼灸治療

■ご相談

• めまいのご相談

■お喜びの声

• めまいでお悩みだった方の声

■ブログ

• 知って得する！ツボとお役立ち情報
• 下痢とめまいの意外な関係