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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院 

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母指CM関節症の鍼灸症例

母指CM関節症とは?

症状

物をつまむ時やビンのふたを開ける時など母指(親指)に力を必要とする動作で、手首の母指の付け根付近に痛みが出ます。

原因

使い過ぎや老化に伴って、関節軟骨の摩耗が起き易く、進行すると関節が腫れ、亜脱臼してきて母指が変形してきます。

 

※日本整形外科学会ホームページを引用

母指CM関節症の鍼灸症例

5か月前から『ビン』をあけられない

来院日)令和2年7月2日

 

患 者)50代男性

 

主 訴)右母指の痛み

今年の2月ぐらいから親指に痛みを生じるようになる。特に、日常生活ではビンを空ける動作ができない。

 

整形外科では、『母指CM関節症』と言われる。

 

手には、固定装具を5か月近くつけている。また、湿布を貼って様子をみている。

 

しかし、痛みが減らないので、鍼灸をやってみようと思い来られる。

 

施術と経過)

痛みが出でいる母指のCM関節をみると、腫れている。そして、遠位撓尺関節(手首)にも腫れがある。

 

親指を動かしたり・手を内側に捻ると手首に痛みを生じる。

 

身体の状態を確認すると、扁桃の弱り(免疫力の低下)を見つけた。

 

第一回目

この男性には、免疫の弱りを改善するツボと、指の筋肉の緩めるツボに鍼をした。

その後、指を動かしてもらうと、少し動かしやすくなる。

 

第二回目

少し、母指の痛みが楽になる。 また、遠位撓尺関節(手首)の腫れも引いてくる。

 

第三回目

前回、施術を受けてから、2日間は調子良かった。

しかし、その後、以前より痛くなった。(手を使い過ぎた?)

 

第四回目

今日は、親指の調子は、良い感じ。

 

第五回目

母指の痛みは、最初10とすると5ぐらいに減った。

今回は、いつもの処置に加えて、関節リウマチによる手首の痛みに使かうツボに『お灸』を行う。

 

そうすると、親指の痛みが5から1まで減る。

お灸が効いているようなので、自宅でお灸をする事を勧める。

 

第六回目

親指の痛みは、ほぼない。ビンも空けられるようになる。

調子が良いようなので、施術を終了する。

 

しかし、再発予防の為、一ヵ月間はお灸をするように伝える。

 

 

考 察)

この男性は、農家のお仕事をされていたので、手を良く使っていた。

その影響と加齢により、母指のCM関節に「変形」と「腫れ」を起こし、ビンを空ける事ができなくなっていました。

 

特に、この腫れの炎症を助長さていたのは、扁桃の弱り(慢性扁桃炎)です。

慢性扁桃炎があると、身体の弱っている所で炎症を起こします。

この大元を叩いた事と、リウマチで使用するツボのおかげで痛みの改善につながった症例です。

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師

所在地

おかだ鍼灸院
住所
埼玉県幸手市中4−18−16
 
駐車場有り
①・②に2台駐車できます