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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院 

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埼玉県幸手市おかだ鍼灸院

逆流性食道炎と鍼灸治療

このような症状でお困りですか?

  • 胸が焼ける感じがする
  • 酸っぱい物が上がってくる
  • 食後に胸やみぞおちの辺りが痛い
  • 咳こんでしまう事がある
  • 喉の違和感を感じる
  • 食べ物や生活習慣に気を付けているが、良くならない
  • 薬が合わないので、何か良い方法があるか探している

逆流性食道炎は、どんな病気?

逆流性食道炎は、胃の中に入っている内容物が、食道に逆流してしまう病気です。

 

本来、食道の下部には、胃の中の内容物が逆流しないように筋肉(下部食道括約筋)がしっかり締めています。

 

しかし、そこが緩んでしまい内容部が逆流してしまいます。

 

胃は、酸に対して抵抗がありますが、食道にはありません。

 

その為、長期に渡ると食道に炎症が起こります。

 

主な症状としては、

  • 呑酸(酸っぱいゲップ)
  • 胸やけ
  • 喉の違和感
  • 声のかすれ
  • 胸痛(心疾患と区別が必要)

などがあります。

日常生活で気をつける事

  • 食べてすぐに寝ない
  • 寝る時は、すこし上半身を高くする
  • 食べ過ぎ・早食いをしない
  • 前屈での作業をなるべく避ける
  • 衣服やコルセットで、お腹をきつく締め付けない
  • 高脂肪食・アルコール・炭酸飲料・喫煙をなるべく避ける
  • 薬によって下部食道括約筋を緩めるので、薬剤師さんに相談する

鍼灸(東洋医学)による逆流性食道炎の施術方法

鍼灸では、お腹の不調があるからといって、お腹だけにブスブス「鍼」を刺したり・「お灸」をする事はありません。

 

まず、どこに問題があるのか東洋医学による検査法(脈診・腹診・ツボの反応)を行います。

 

それによって、

  • 自律神経の乱れ
  • 免疫のトラブル(慢性扁桃炎)
  • 血流障害
  • ホルモンバランス
  • 内臓(五臓)の弱り

を見つけて、回復を妨げる原因にアプローチをします。

 

具体例(症例)を紹介します。

患 者:50代女性

来院日:令和5年5月11日

主 訴:逆流性食道炎

2年ぐらい前から、仕事中に前かがみで重いダンボールを持ち上げると、胃酸が上がり咳こんでしまう。

 

また、胃酸が上がってきて喉が痛い・お腹が張るなどの症状がある。

 

内科で内視鏡検査をしてもらったところ、異常がなかった。

 

医師からは、「噴門がゆるくなっている」ような事を、言われる。

 

病院から処方された薬を服用すると、症状が落ち着く。しかし、飲まなくなると悪化する。

 

自分では、「背骨がずれているから、このような症状が出るのでは?」と、思い整体院へ行った。

 

しかし、施術を受けても効果を感じなかった。

 

何か良い方法がないか調べて、鍼灸治療を受けに来られる。

 

 

施 術)

まず、脈の状態ツボの反応お腹の状態を確認した。

  • 脈は、沈んでいて遅い。
  • 足の「消化器系(脾)」のツボを押すと痛がる
  • 足の「血液の配分(肝)」に関わるツボをつまむと痛がる。
  • お腹の圧痛部位を探すと下記のような反応があった。

これらの情報から、

身体が弱っていて症状が長引いている・血流が悪くなっていて、その影響で消化器系に問題が出ていると考えられた。

 

これらを調整するツボに鍼灸をしたところ、お腹の圧痛が消失した。

 

その後、自宅でもお灸をしてもらい症状(重い物を持った時の咳こみ・喉の痛み・お腹の張り)の改善がみられた。

 

個人差はあるが、症状の改善に「1~3ヵ月ほど」かかる事が多い。

 

 

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プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師

所在地

おかだ鍼灸院
住所
埼玉県幸手市中4−18−16
 
駐車場有り
①・②に2台駐車できます