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鍼灸一筋のひとり言

脾臓の働きを良くし『食欲不振』を改善するツボ!

【筆者】岡田 匡史(鍼灸師)

食欲不振につながる「脾」と「ツボ」のお話し

食欲不振

更新日)令和4年8月5日

東洋医学では、食べ物を消化吸収する際に五臓(肝・心・脾・肺・腎)の『脾』の働きが欠かせないと考えられています。

その為、脾が弱ると、消化吸収が正常に行われなくなるので「食欲不振」につながる事もあります。

 

私(鍼灸師)が、どのように脾の状態を調べるかというと、

  1. 脈の状態
  2. お腹の状態
  3. 経絡やツボの反応

 

です。これらの反応から、脾の状態を知る事ができます。

 

一番簡単な方法は、「お腹の状態」をみる事です。

 

まず、膝を伸ばした状態で「仰向け」に寝ます。

 

そして、人差し指・中指・薬指の3本を使って、指腹で臍の上を軽く押してみます。

この時、「お臍が硬くなってる」・「痛みを感じる」・「強い動脈の拍動を触れる」などの反応がある時は、脾の弱りがある事を表しています。

【参考】

難経十六難には「肝脉の内証は臍の左に動気あり、心脉の内証は臍上に動気あり、脾脉の内証は臍に当って動気あり、肺脉の内証は臍の右に動気あり、腎脉の内証は臍の下に動気あり、之を按ずれば牢若しくは痛む」と述べている

<鍼灸臨床 わが三十年の軌跡(医道の日本社)から引用>

先日、コロナの後遺症で、食欲不振が続く方が来られました。その方のお臍を押してみると、強い拍動・硬結・圧痛を伴っていました。

 

まさに東洋医学で考える『脾』の弱りに当てはまる方でした。

 

その方によると、食欲不振には、足三里が良いとネットで見かけるのでお灸をしてみたそうです。しかし、効果を感じなかったようでした。

 

確かに、胃が弱っている(胃虚)であれば、効果があったかも知れません。

しかし、胃実のタイプだったので、胃を補うツボ(足三里)では効果がなかったのだと思われます。

 

この場合、「陰陵泉(いんりょうせん)」を使うと脾の働きを良くなり、食欲不振の改善につながります。

 

症状の改善がみられない方は、他の原因からくる場合もあります。その時は、鍼灸師の先生にみてもらいましょう。

 

ツボの探し方(陰陵泉)

食欲不振を改善するツボ(陰陵泉)

陰陵泉(いんりょうせん)は、膝の内側にあるツボです。

 

このツボは、足の太陰脾経と呼ばれる経絡上にあり、「脾」につながっています。

 

このツボの探し方は、膝のやや下内側を触るとカーブしてしている所があります。

 

そこを指で押してみて、筋(スジ)が「ガム状」にへばりついた所を「陰陵泉」とします。

 

そして、「透熱灸」や「台座灸」をすると良いでしょう。

【参考】

陰陵泉(合水穴)

取穴部位:脛骨内側顆の下、脛骨内側の骨際、陥凹部に取る

<経絡経穴概論(医道の日本社)より引用>

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師