
埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
受付対応 | 8:00~18:00 土曜12:00迄 |
|---|
営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
|---|
定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
|---|
完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
【記事投稿日】令和7年11月4日
あまり知られていませんが、喉の炎症が原因となって、自律神経失調症を起こす事があります。
普段から、
などの方は、喉から起きる自律神経の不調かもしれません。
また、このような症状がなくても、喉の不調からくる不調なのか見分ける方法をお伝えしています。
初めに、喉の炎症が「自律神経失調症」を起こす理由です。
私達は、生きていくために呼吸をして酸素を取り入れています。
しかし、ウイルス・細菌・ほこり・花粉・黄砂などの異物も一緒に取り込んでしまいます。
鼻の奥にある上咽頭では、体内に侵入する異物を排除する免疫機能があります。
そこでは、ウイルスや細菌とリンパ球が戦っているので、健康な人でも炎症が起きやすい場所です。
風邪のウイルスに感染をしたり、ストレスが続くと、この炎症が強くなり上咽頭に分布している迷走神経を刺激します。
迷走神経は、副交感神経の主要な神経で、全身の多くの器官の働きや、自律神経のバランスに深く関わっています。
このため、上咽頭の炎症によって刺激されると自律神経による不調を起こすと考えられています。
1つ目は、首にある『天ゆう』を押してみましょう。
このツボは、耳の下にある骨(乳様突起)の後下方、胸鎖乳突筋の後ろ側にあります。
喉の炎症が起きている方は、このツボを押すと痛みがあり・ゴリゴリと硬くなっています。
2つ目は、魚際(ぎょさい)を押してみましょう。
魚際は、手の太陰肺経と呼ばれる経絡上にあるので、肺(呼吸器)と関わりの深いツボです。
親指の付け根を押して、痛みがある方は、喉の炎症があるサインです。
3つ目は、右の天枢(てんすう)を押してみましょう。
仰向けに寝て、膝を伸ばします。お臍から右に少し離れた場所に、天枢があります。
ここを押して痛みがある方は、呼吸器系の問題(のどの炎症)があるサインです。
もし、これらの反応がある場合は、喉からくる「自律神経」の不調の可能性があります。
先ほどお伝えした、【喉による自律神経の不調を見分ける方法】で、「天ゆう」・「魚際」・「右天枢」に反応があった方は、下記のツボが効果的です。
1つ目は、太谿(たいけい)です。
太谿は、内くるぶしのアキレス腱の間の凹みにあります。
このツボを刺激すると、副腎を元気にして「ステロイドホルモン」の分泌を促します。
ステロイドホルモンの作用には、抗炎症作用があり喉の炎症を鎮めてくれます。
その結果、自律神経への刺激が減り、体が整えられていきます。
2つ目は、尺沢(しゃくたく)です。
尺沢は、肺と関わりのあるツボです。特に、呼吸器系の炎症を鎮める働きがあります。
魚際を押した時に痛みがあった方は、このツボを使用する効果を発揮します。
手のひらを正面に向け肘を伸ばします。肘を曲げ伸ばしした際にできる皺(しわ)の上にあり、上腕二頭筋と呼ばれる力こぶの腱の外側にあります。
3つ目は、大椎(だいつい)です。
大椎は、首の根元にあります。頭を前に倒した時に一番出っ張っている骨の棘突起の下にあります。
このツボも喉の炎症を鎮めてくれるので、自律神経への刺激が減り、体が整えられていきます。
これら3つのツボにお灸をするのがお勧めです。
お灸によるセルフケアは、下記を参考にしてください。
1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。
・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師