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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院 

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鍼灸一筋のひとり言

脈診(みゃくしん)は、不調の原因を教えてくれる!

【筆者】岡田 匡史(鍼灸師)

なぜ、鍼灸院へ行くと脈診をするの?

更新日)令和2年6月24日

 

あなたは、鍼灸院で施術を受けた事がありますか?

 

ほとんどの方は、

手軽に受けられる「整体院」なら行った事があると思いますが、痛そう・熱そうに感じる「鍼灸院」には、行った事がない方が多いのではないでしょうか。

 

本当は、ほとんど痛みを感じませんよ。(鍼灸院にもよりますが・・)

 

そんな世間から怖がられている「鍼灸院」ですが、大きく分けて2つのタイプがあります。

 

東洋医学系の鍼灸院は、脈診をする

1つ目のタイプは、

東洋医学に基づいて「経絡(けいらく)」・「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」のアンバランスを整えて健康を回復させる鍼灸院です。

西洋医学系の鍼灸院は、脈診をしない

 

2つ目のタイプ

西洋医学に基づいて「筋肉」や「神経」にアプローチをする鍼灸院です。(※こちらのタイプの鍼灸院・鍼灸整骨院が多い)

 

このうち、「脈診」を行うのは、東洋医学に基づいて施術を行う鍼灸院です。

 

なぜ、脈診を行うのかというと、

「原因が分からない不調」や「病気」の根本原因(自然治癒力を妨げるもの)を見つける事ができるからです

脈診で不調の原因が分かる

 

例えば

更年期に入ってから、「頭痛」が起きるようになって困るという女性がいます。

 

脈をみると、糸のように細い脈をしています。

 

これは、細脈(さいみゃく)と言って、血管の拡張性がなく血流が悪い事を表しています。

 

細脈

糸のよに細い脈をしている

 

この血行不良が原因となり、首や頭の筋肉が硬くなって「頭痛」を起こしていたと考えられます。

 

 

このような場合は、

血管の拡張を促すツボに「はり・お灸」をする事により、頭痛の改善につながるのです。

 

だから、頭痛がするからといって、頭だけに「はり・お灸」を行う事はありません。

 

このように脈診(みゃくしん)は、病の「根本原因」を知る事ができます。

 

脈診(脈状診)について

 

こちらでお伝えする脈診は、脈状診(みゃくじょうしん)と呼ばれる方法です。脈がどういう形をしているのか、どういう性質なのかをみています。

 

そして、この脈状を知る事により、「原因がわからない不調」や「病気」で悩まれてい方の解決の糸口につながります。

 

脈状の種類には、24種・28種とも言われていますが、実際に施術中に良くみられる脈をご紹介致します。

 

数脈(さくみゃく)について

数脈は、一分間に80拍以上がある脈です。

 

初めて、鍼灸院に訪れた方の中には緊張をしている為、この脈になっている場合があります。

 

また、予約に遅れそうになり、焦って来られた方の場合もあります。

どちらも、病的でない場合は、安静にしているとすぐに落ちつきます。

 

この脈がどのような意味を持っているのかというと、

  • 身体に熱を持っている時(例えば、風邪を引いている・運動直後)
  • 進行性の病気にかかっている
  • 自律神経が乱れている(興奮している)
  • 性格的な影響(せっかち?)
  • 甲状腺機能亢進症
  • 貧血など

 

このように脈診すると、上記のような事が分かってきます。

 

遅脈(ちみゃく)について

遅脈は、一分間に60拍以下の遅い脈です。

 

これは、病気が慢性化している場合や、冷え性などにもみられます。

その他、甲状腺機能低下症・頭蓋内圧亢進・頸動脈洞の過敏症候群にも現れる。

 

ただし、頻繁にスポーツをしている方の場合は、50拍以下でも正常の場合があります。

 

浮脈(ふみゃく)について

浮脈は、名前の通りに浮いている脈です。

 

指で手首の撓骨動脈に軽く触れるだけで、拍動を感じます。しかし、少し指を深く沈めてしまうと拍動を感じません。

 

この脈が触れる時は、病が表面にある事を教えてくれます。

 

例えば、風邪の引き始めの時などがある時に触れます。

 

沈脈(ちんみゃく)について

沈脈は、名前の通りに沈んだ脈をしています。

 

指で手首の撓骨動脈の拍動を確認しようとしても、指を深く押し込まないと拍動を触れません。

 

 

この脈を触れる時は、身体が冷えている場合病が奥に入り込んでいる場合にみられます。

 

細脈(さいみゃく)について

細脈は、名前の通りに細い脈をしています。

 

一般の方は、脈は誰も同じだろう?と、思っている方が多いと思いますが、人によって、太さが違います。

 

川で例えるなら、

小川のように川幅が狭く、水の流れもチョロチョロと流れいている感じです。その為、血流の悪い方や血が少ない方にみられる脈になります。

 

冷え性・血流が悪い・低血圧・虚血性心疾患などにみられます。また、肩こり・背中の張り・腰痛などが起こります。

 

洪脈(こうみゃく)について

洪脈は、名前の通りに洪水になったような脈をしています。

 

その為、脈が太く鉛筆を触っているような感じがします。

 

川で例えるなら、

利根川のように川幅が広く、水が土手から溢れるような感じです。まさに、洪水しそうな状態です。

 

一見、脈が太くて良いように感じますが、そうではありません。

 

リウマチ性疾患・痛風・心肥大・狭心症の進行した時に現れている事があります。

 

参考図書
  • よくわかる長野式(医道の日本社)
  • 鍼灸臨床 新治療法の探求(医道の日本社)
  • 鍼灸臨床 わが三十年の軌跡(医道の日本社)
  • 経絡治療のすすめ(医道の日本社)
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プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師