来院日)令和6年9月10日
患 者)39歳
主 訴)2人目を希望
以前、施術を受けられて一人目を妊娠・出産されている。
10月に再び胚移植(凍結胚が2つ残っている)の予定があるので、体調を整えに来られる。
ただ、2週間前にコロナにかかってしまい咳が残る。特に夜中に多く出る。
施術と経過)
腹診を行なうと、血流が悪い事を表わす瘀血(おけつ)・免疫・ストレス反応が出ている。
また、手のツボには、免疫系の弱りの反応が出ている。
新型コロナにかかってから咳がずっと続いている事、腹診・ツボの反応からも免疫の反応が多いので【免疫系】を中心に施術を行なう。
<1回目の移植>
<2回目の移植>
考 察)
免疫力の低下や免疫バランスの乱れは、胚移植の成功に影響を与える事があります。
その理由は、
この女性の場合は、新型コロナにかかってかから咳が長く続き、また、子供から風邪を2回ももらってしまう程、弱っていました。
主に、免疫系(慢性口蓋扁桃炎・慢性上咽頭炎)の施術を続けた事により、免疫系のバランスが整い、良い結果につながったのではないかと思われます。
※施術の効果には、個人差があります。