埼玉県幸手市おかだ鍼灸院

不妊鍼灸の症例
卵が採れず子宮内膜が薄かった45歳女性が妊娠した経過

【不妊鍼灸】卵が採れない・子宮内膜が薄かった症例

来院日)令和6年7月20日

 

患 者)45歳

 

主 訴)不妊

不妊歴は、3年6か月、胚移植は5回ほど行っている。前回、採卵がうまくいかず、8月に採卵する予定。

以前、不妊専門の鍼灸院に通っていた事もある。

 

随伴症状)

慢性的な咳・鼻炎

 

既往歴)

子宮筋腫

 

施術と経過)

卵が採れない・子宮内膜が厚くならないとの事で、『血』の不足があるのではないかと思い、脈診をしたが特に問題を感じなかった。

 

お腹を触診すると、全体的に中身のないスカスカしたお腹に感じた。

 

瘀血(血液ドロドロ)の反応が出るポイント、免疫(扁桃)の反応が出るポイントに少し硬さを感じた。

また、慢性的に咳・鼻炎が続いている事は、免疫(扁桃)の問題がある事を表す。

 

これらを改善するツボに鍼灸をして、第1回目を終える。

 

■第8回目

卵が3つ採れたが、1つしか受精しなかった。もう一度、採卵の予定。

お腹の感触がスカスカしている事が気になり、『血』を補うツボに自宅でお灸をしてもらった。

 

■第14回目

1つだけ、受精卵が『胚盤胞』まで育った事、初めて子宮内膜が『10㎜』になった事を聞いた。

移植は、1月または2月頃に行なう予定。

 

■第23回目

着床しやすい状態になるように、移植の前日に来てもらった。

 

■第24回目

着床しやすい状態を維持する為、移植をした次の日に来てもらい、施術を行なった。

 

また、自宅で行うお灸のツボを変更し、妊娠判定の日まで続けるように伝えた。

 

後日、妊娠した事を連絡してくれた。

 

考 察)

この女性の体を整えるポイントは、免疫(扁桃)と瘀血(血液ドロドロ)だった。

しかし、施術を続けても『卵の育ちが悪い』・『子宮内膜が厚くならない』などがあるので、自宅灸に『血』を補うツボを追加した。

 

それが、功を奏したのか受精卵が『胚盤胞』まで育ち、また子宮内膜もやや厚くなり、妊娠できたのだと思う。

 

 

※施術の効果には個人差があります。

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所在地

おかだ鍼灸院
住所
埼玉県幸手市中4−18−16
 
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