埼玉県幸手市おかだ鍼灸院

メニエール病の鍼灸症例①

メニエール病と診断された女性のめまい

来院日)平成30年7月19日

 

患 者)女性

 

症 状)

一か月ぐらい前に、バイト中にめまいが発症する。

最初、右に耳鳴りがしていたが、途中で左も耳鳴りが起こる。食事をすると吐き気が起こる。

 

病院では、メニエール病と診断されて、5種類の薬を処方される。薬を服用していたが、めまいの改善がみられないので、ホームページを見ておかだ鍼灸院に来られる。

 

随伴症状)

耳鳴り・難聴左・耳閉・吐き気

 

治療と経過)

お腹の状態とツボの反応をみると、骨盤部の鬱血・交感神経緊張・肝臓の弱りを現す反応がある。これらを改善するツボに鍼をして第一回目の施術を終える。

 

第二回目

耳鳴りは、少し良いかな?とお聞きするが、耳に水が溜まっているような感じがする。目をつぶっていてもグルグル回る。

自宅でもお灸をしてもらうように勧める

 

第三回目

朝と晩だけのめまいに変化する

 

第四回目

耳鳴りは、無くなった。めまいは、朝と晩に起こる。最初のめまいの辛さを10とすると、3ぐらいに減ったと聞く。

 

第五回目

ほぼ、めまいが無くなったとお聞きする。辛さは、1ぐらいになる。

 

考 察)

メニエール病で悩まれている方をみると、責任感が強く・頑張り過ぎてしまうタイプ(交感神経緊張)が多いように感じる。

この女性の場合、メニエール病の回復を阻害する原因は、交感神経緊張と骨盤部の鬱血・肝臓の弱りがあった。

 

交感神経緊張により血流が悪くなり、内耳への血流にも影響が起こり「めまい」の回復を阻害していたのかと思われます。

 

所在地

おかだ鍼灸院
住所
埼玉県幸手市中4−18−16
 
駐車場有り
①・②に2台駐車できます
パソコン|モバイル
ページトップに戻る