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鍼灸一筋(ブログ)

更年期の不正出血が鍼灸で改善する事を知っていますか?

更年期の不正出血

更年期の不正出血

更新日)平成30年12月15日

 

あなたは、「不正出血」で悩んだ事はありますか?

 

「いつまでも出血が止まらない」「いつもと月経の時期が違う」などで不安になってしまう事があると思います。

 

女性の45歳~55歳は、更年期にあたり卵巣機能が低下し、女性ホルモンの分泌が悪くなります。

 

そうすると、

肩こり・腰痛が以前よりひどくなったり、めまい、動悸、頭痛、食欲不振、のぼせ、不眠などの不定愁訴が現れてきます。

 

このような不定愁訴が現れる更年期には、「不正出血」を起こす事があります。

 

理由は、女性ホルモンが不正出血と関係あがあるからです。

 

女性ホルモンには、「エストロゲン」と「プロゲステロン」と呼ばれるホルモンがあります。この二つのホルモンのアンバランスによって、不正出血が引き起こされます。

更年期の不正出血の原因?

通常、

子宮内膜は、エストロゲンの作用によって増殖期となり、子宮内膜が厚くなります。そして、プロゲステロンの作用によって分泌期に移行し、子宮内膜が着床に適した状態になるのです。

 

その後、エストロゲンとプロゲステロンの減少によって、子宮内膜が剥がれ排出されます(月経)。

 

しかし、

更年期の方の中には、ダラダラと不正出血が続く事があります。

 

これは、「エストロゲン」の分泌だけが持続し、「プロゲステロン」が分泌されないからです。

 

プロゲステロンの作用がないので、子宮内膜は増殖期のままです。増殖した子宮内膜が維持できなくなり、不規則に剥奪する為にダラダラと不正出血が続くのです。

 

これが更年期の不正出血の原因です。

 

東洋医学で、どのように不正出血に対処するのかというと、「脾臓」の働きを整えます。

 

なぜ、脾臓の働きを整える事が大事なのかというと、

脾臓の弱りは、「出血」と関係が深いからです。「脾」の働きには、血液が血管から漏れ出ないようにする働きがあり、その作用が弱くなると、血液が血管から漏れ出るという考えがあります。

 

これを応用する事により、更年期の不正出血が徐々に改善してくるのです。なるべく、薬(ホルモン療法)に頼らずに自然に回復を望んでいる方に鍼灸が向いてます。

 

ただし、あなたに知って頂きたい事があります。

 

不正出血には、子宮筋腫・子宮頸がん・子宮体癌などによっても発症します。まずは、長引く不正出血は、婦人科で検査をしてもらいましょう。

 

そして、異常のない機能性の不正出血であれば、鍼灸で改善のみられる不正出血です。

【記事を書いた人】

■おかだ鍼灸院

自律神経失調症専門(めまい・頭痛・動悸・食欲不振)

■院長

岡田 匡史

■取得国家資格

①はり師 ②灸師 ③あん摩マッサージ指圧師 ④柔道整復師

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師