来院日)平成29年7月14日
患 者)70代女性
症 状)膀胱炎?残尿感・下腹部の不快感
毎年、5月~7月になると、残尿感・下腹部の不快感などが現れる。膀胱炎ではないか?と思い病院へ行くと、検査で異常がないと言われる。
今年も、7月に入ってから残尿感・下腹部の不快感が出てきた。今回は、病院に行っていない。
治療の経過)
腹診とツボの検査結果から、免疫力の低下と腹部の血流が悪い事が判明する。
膀胱炎では、大腸からの細菌が膀胱内に侵入して起こります。この方は、今回病院へ行っていないので、膀胱炎なのか定かではありません。しかし、免疫力の低下や腹部の血流が悪い事は、細菌の感染を起こしやすくなっています。
こちらの方には、免疫力を高めるツボとお腹の血流を良くするツボに鍼をしました。
その後、膀胱粘膜の炎症をとるツボに鍼をして第一回目の治療を終える。自宅でお灸をやるように勧める。
第二回目
20日後に来院する。グランドゴルフを頑張り過ぎたせいか、腰が痛くなったとお聞きする。
前回来院された時の、残尿感・下腹部の不快感をお聞きすると、「施術を受けた後、少し下腹部の不快感が軽減し、その後も毎日お灸をしていたら治った!」聞きました。
考 察)
免疫力の低下は、細菌の感染を容易にし、更にお腹の血流が悪いと細菌の毒素・菌体成分などが滞りやすいです。
この方は、鍼治療と毎日のお灸で免疫力を高めて、膀胱炎様の症状を克服したと考えられます。
【ご予約の手順】
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