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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院 

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埼玉県幸手市おかだ鍼灸院

顔面神経麻痺(ベル麻痺)
日常生活の注意事項とセルフケア

【顔面神経麻痺】日常生活の注意事項について

【記事投稿日】令和7年4月21日

【筆者】岡田匡史(鍼灸師)

 

1つ目は、顔や首元を冷やさない!

顔や首元を冷やすと、血管が縮んで血流が悪くなります。これは、顔面神経麻痺の回復に悪影響です。

 

夏は、エアコンや扇風機の風が当たらないように注意しましょう。

『スカーフ』を巻いたり、襟付きの『シャツ』を着るのも良いでしょう。

 

■2つ目は、無理に顔を動かそうとしない!

麻痺をしている筋肉を無理に動かそうとすると、後遺症による『病的共同運動』が起こりやすくなると言われています。

 

病的共同運動とは、口を動かすと目が閉じてしまったり、目を閉じると口角が動いてしまう現象です。

 

自分の顔がどのくらい動かせるか、強く目を閉じたり・口を開けたりすることをなるべく避けましょう。

 

また、麻痺した筋肉を鍛えようと、無理に力を入れて食事をしたり・スルメなどの硬い食べ物・噛み続けるガムなども注意が必要です。

 

■3つ目は、低周波治療器を使用しない!

低周波治療器で、無理に顔の筋肉を動かさないようにしましょう。病的共同運動(後遺症)のリスクを高めると言われています。

 

【顔面神経麻痺】日常生活で行うセルフケア

■1つ目は、顔・首元・耳の下を温めましょう!

神経の回復には、酸素と栄養が必要です。その為に、血行を良くしましょう。

蒸しタオルで温めるのがお勧めです。ただし、やけどをしないように注意が必要です。

 

また、顔面神経麻痺が発症してすぐに、蒸しタオルは行ないません。目安としては、発症してから10日以上経ってから行ないます。

 

温める時間は、約5分程度。一日に1~3回行えば十分です。

 

 

 

蒸しタオルの作り方は、簡単です。

  1. フェイスタオル(約34㎝×約84㎝)を用意する
  2. フェイスタオルをたたみ、小さくする
  3. 水に濡らして絞る(水が滴らないように、しっかり絞る)
  4. レンジ(600W)で、約1分前後
  5. 熱すぎれば、少し冷まします
  6. 顔・首元・耳の下などを温めます。(火傷をしないように注意)

■2つ目は、顔のマッサージ!

おでこ・こめかみ・フェイスライン・顎・口回り・目のまわり・頬などを指腹で優しくマッサージ〇をします。

 

早く良くなろうと、強くマッサージ×をするとかえって悪影響になる事があります。優しく行いましょう。

 

マッサージのポイントは、

麻痺をしている患側だけでなく、健側のマッサージも行います。麻痺側の動きを代償しようとして、筋肉に負担がかかっているからです。

■3つ目は、手・足のツボにお灸をする!

合谷と足三里にお灸をすると、顔の血流を良くし顔面神経麻痺の回復を促します。

鍼灸治療は、症状(軽重)の程度によっても異なりますが、発症してから早期に鍼灸治療を開始できると回復しやすい事が多いです。

 

2か月・3か月と期間があいてしまうと回復しにくくなります。

 

もし、顔面神経麻痺になってしまった方は、早めに施術を開始する事をお勧めします。

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師

所在地

おかだ鍼灸院
住所
埼玉県幸手市中4−18−16
 
駐車場有り
①・②に2台駐車できます
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