三陰交(さんいんこう)は、足の太陰脾経(たいいんひけい)と呼ばれる経絡上にあります。
このツボは、三陰が交じわると名前がついいるように、脾(消化吸収)・腎(生命力の源)・肝(血液の貯蔵と分配)の経絡が交わっています。
その為、1つのツボで3つの経絡に作用させる便利なツボです。
私(鍼灸師)の場合は、主に『生理不順』・『生理痛』・『生理前後の不調』・『不妊症』・『貧血』に使用しています。
女性の場合は、毎月訪れる月経・妊娠・出産などによって、血を消耗します。
三陰交は、消化・吸収と関わりのあるツボなので、ここに『お灸』や『はり』をすると、脾の働きが良くなるり『血』の生成を促します。
その事からも、女性の貧血にお勧めです。
また、三陰交を通る経絡は、下腹部を通過するので生理不順・生理痛・生理前後の不調・不妊症に効果を発揮します。